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1968  千葉県生まれ

1992  東京理科大学理工学部建築学科卒業

1994  東京理科大学大学院理工学研究建築計画専攻修了

2000  株式会社現代計画研究所退社

2003  東京ガラス工芸研究所研究科修了

2006  金沢卯辰山工芸工房ガラス工房技術研修者修了

2007  共同アトリエ「門仲トキワ荘」にて制作を始める

2012  岐阜県高山市に工房を設ける

2012-16  多摩美術大学非常勤講師

2018       ロエベ クラフトプライズ 2018 選考委員

僕が素材に抱く最大の魅力は「動き動かされてきて、いつかたぶん大体止まる」ところにある。

かたちを留めようとする構造に向かっての、素材の来し方と、これと付き合う作法への眼差しや嗅覚があってものが

つくられてきた、という体感的な関わりの比重は結構大きいはずだ。

 

いま、身の回りはそれらの成果で覆われている。そしてそのひとつひとつはきっと多様な意味を纏って存在してきており、

こういう複層的な状況自体がじつに奇跡的なことだと思う。

翻って僕にはモノ・コトをあまねく捉えうる能力はもちろんないが、何かの事象は数多の奇跡の投影であることもまた

真実なのだと思われてならない。

 

だから、ふと感知できた些事のいちいちに喜び、哀しみ、驚き、感じられる自分でありたいと願う。

ゆえにそれらささやかないちいちの総体としてたち上がってくるものを、ガラスが動く力を借りて拾い上げていきます。

Film Link  >>  "Form: The Transformation of Structure"  

by KEIKO ART INTERNATIONAL

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